（独）住宅金融支援機構は26日、2023年1～3月分および22年度のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を公表した。

22年度の付保申請戸数は1,777戸（前年度比9.0％増）、付保実績戸数は1,544戸（同22.8％増）、付保実績金額は238億1,000万円（同36.4％増）だった。

また、23年1～3月の付保申請戸数は403戸（前年同期比3.1％減）、付保実績戸数は426戸（同15.4％増）、付保実績金額は66億1,000万円（同22.3％増）。期末の取扱金融機関数は85（同6.3％増）だった。

申込者の平均年齢は69.8歳で、年収は387万円。年金受給者が56.3％と最も多く、次いで会社員（23.8％）、個人経営（4.7％）となった。

資金使途は、注文住宅（27.5％）、借り換え（23.8％）、新築マンション（20.6％）、戸建てリフォーム（19.6％）、既存マンション（5.7％）など。資金計画については、平均所要額が2,875万円、融資額が1,597万円、毎月の支払額が3万6,000円。利用タイプは、ノンリコース型が99.5％となった。

（不動産流通研究所より引用）